平湯聡のコーヒー探求記④ ホンジュラス

ホンジュラス
農園主マリノ・モリーナさん訪問

マリノ・モリーナさんご家族との写真

グアテマラから次の目的地は、ホンジュラスです!

ホンジュラスは、なかなかなじみがない国かもしれませんが、コーヒーの生産量は世界第6位と、コーヒー産業が基幹産業となっている、コーヒー生産国でもあります!

ちなみにコーヒー生産量は、以下のようになっています。

1位:ブラジル
2位:ベトナム
3位:インドネシア
4位:コロンビア
5位:エチオピア
6位:ホンジュラス

ホンジュラス訪問の1番の目的は、新たに取引を始めたコーヒー生産者「マリノ・モリーナ」さんに直接お会いすることでした。

グアテマラからホンジュラスまで飛行機で1時間程度。

飛行機での移動はまだ楽な方ですが、空港からコーヒー生産地まで車で山道を登っていくのが難儀でした。。。

グラシアスという町から、目的地のサンセバスチャン村までいくのに、おおよそ5時間。

砂埃を巻き上げながら舗装されていない地面を走りぬけ、急な山の斜面を登り、起伏の激しい山道に揺られながら、ようやくたどり着くことができました。

農園は標高1,900mの山の奥地にあり、眼下にはコーヒーの木が広がっています。

農園主マリノ・モリーナさんに初めてのご対面。

左:農園主マリノ・モリーナさん

つぶらな瞳が印象的なイケメンパパです!

マリノさんは、9人ものお子さんがいる大家族!

子供達もみんなコーヒー栽培の手伝いをしています。

話しをしていると、コーヒーへの愛情をとても感じ、コーヒーの生産に情熱を持ち、また誇りに感じていることが伝わってきました。

これからも末長くお付き合いしていきたい、とても実直な方です。

コーヒー栽培にとって申し分のない環境のなかで、たっぷりと愛情が注がれコーヒーが栽培されています。こんな素晴らしい環境の中で生産されるからには、コーヒーがおいしいに決まっています!

味わいはやわらかく、口の中にすっと入ってくるとてもきれいな印象のコーヒーです。キーワードとして味わいの印象を上げると、アメリカンチェリーのような、爽やかでやさしい甘み、ミルクチョコレートのようなマイルドなコクと甘さを感じます。どなたが飲まれても、「おいしい!」と言っていただけるようなコーヒーだと思います。

ぜひご賞味ください。

次回に続く・・・

平湯聡のコーヒー探求記①グアテマラ編vol.1
平湯聡のコーヒー探求記②グアテマラ編vol.2
平湯聡のコーヒー探求記③グアテマラ編vol.3

Photo by Satoshi Hirayu

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