平湯聡のインドネシア滞在記 vol.2
インドネシアで定番のコーヒー「コピ・グラメラ」
“平湯聡のインドネシア滞在記vol.2″はインドネシア現地のカフェ視察をお届けします。
平湯聡のインドネシア滞在記 vol.1「パンタンムサラ農園オーナー:ディレンさんインタビュー」はこちら
スマトラ島でのコーヒー産地視察も終わり、続いてジャカルタに立ち寄りました。インドネシアの首都・ジャカルタは、人口1000万人を超える大都市です。いたるところで高層ビルが立ち並び、インドネシアの勢いを感じます。
ジャカルタでは何件か、カフェを巡りました。
おススメのカフェとして紹介してもらったのは、【GIYANTI COFFEE ROASTRY(ギャンティ・コーヒー・ロースタリー)】
テレビの取材や、ドラマのロケ地にも使われ、若者が集まる人気のスポットだそうです。
青い門の入り口を抜け、細い通路を進んでいきます。
屋根のある中庭につながります。変わった作りをしているんだなと驚きました。たしかに人気なだけあって、中は賑やか。
席はランダムに配置されていて、どこを撮っても写真映えします!
日本のカフェのように、エスプレッソマシンも置いてあり、本格的なコーヒーを飲むことができます。
店員さんに「おすすめのコーヒーメニューはありますか?」と聞いたところ、「KOPI GULA MERAH(コピ・グラメラ)」を勧められました。
インドネシア語で、「KOPI」は「コーヒー」、「GULA MERAH」の「赤砂糖」のこと。インドネシア特産のアブラヤシから採れる砂糖のことで、見た目が赤みがかっているのが特徴。
「じゃ、それを」ということで注文してみたところ、ミルク入りの冷たいコーヒーに赤茶の砂糖がかかって出てきました。
さっそくいただいてみると、「やさしい甘さでおいしい!」
赤砂糖というと、なんだか甘い印象もありましたが、しつこくなく、すっきりとした甘さと同時に、黒糖にも似た独特のコクや味わいも感じられます。
このコピグラメラを日本でも紹介したいと思い、現地での味を思い出しながら、赤砂糖を使って試作しました。
コーヒーと混ざりやすくするために、赤砂糖は煮詰めてシロップにしたものと、赤砂糖そのものを楽しんでいただけるように小さいカップに入れてご用意します。赤砂糖は日本では珍しいと思うので、ぜひ一度赤砂糖だけで食べてみて、残りはコーヒーにかけて味の変化を楽しんでいただくのがおすすめです。
現地で人気のコーヒーメニュー「コピ・グラメラ」をぜひお楽しみください。
また、群馬県庁32階「YAMATOYA COFFEE32」では、「コピ・グラメラ」とあわせて、オリジナルのサンドイッチ「サンバルと蒸し鶏のサンドイッチ」も販売中です。インドネシアの辛い調味料「サンバルソース」を使ってメニューを考えてみました。しっとりと蒸しあげた鶏肉とサンバルソース、その上に添えたパクチーが、エスニックでアジアンな味わい♪クラッシュしたナッツが良い食感になっています。こちらも期間限定のメニューですので、この機会にお楽しみください!
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