エルサルバドル エルトパシオ農園 4月7日(金)発売
鑑定士が選んだ珈琲
エルサルバドル
【エルトパシオ農園 パカマラ ナチュラル】
昨年ご好評いただいたエルサルバドル「エルトパシオ農園」の特別なコーヒーが今年も入荷いたしました。2023年4⽉7⽇(⾦)より数量限定で発売します。
米州大陸の中部に位置するエルサルバドルは、面積が四国ほどの⼩さな国です。国⼟のほとんどは⾼地で、コーヒー栽培に最適な環境がそろっており、高品質なコーヒーの生産地であります。
この度大和屋と10年来お付き合いのあるエルトパシオ(El Topacio)農園より、素晴らしいコーヒーが⼊荷しました。カシスの果実感やカカオのようなビタースイートのフレーバーを感じる、複雑で奥⾏きのある味わいのコーヒーです。
ご⾃宅でゆったりとした時間と共に、あるいは、⼤切な⽅とご⼀緒に、最⾼の珈琲体験をお楽しみください。
コーヒー鑑定士 平湯聡より
今回、エルサルバドルよりエルトパシオ(El Topacio)農園の「ナチュラル(非水洗)式」という精製方法で作られたコーヒーをご用意しました。
エルトパシオ農園と大和屋との繋がりは、さかのぼること13年前…。
コーヒーの国際品評会であるCoE(Cup of Excellence:カップ オブ エクセレンス)。
生産国のその年に収穫された「最高のコーヒーを決めるコンテスト」と言っても過言ではありません。2009年のCoEでエルトパシオ農園が見事一位を獲得し、そのロットを大和屋が単独落札したことから始まりました。
翌年の2010年、私がCoEの国際審査員としてエルサルバドルに赴いた際に農園を訪れ、オーナーであるレオポルド氏と初めてお会いしました。また彼が来⽇した際には、⼤和屋の店舗や焙煎⼯場を案内するなど親交を深めました。
品質の高さ、味わいの素晴らしさは折り紙つきで、今回ご紹介する「エルトパシオ農園」とその系列農園である「エルアウソル(El Ausol)農園」は、共に毎年のようにCoEに入賞しています。
2009年CoEで一位を獲得したエルトパシオ農園のロットも、「エルサルバドル・ナンバーワン」として販売し、とても素晴らしい味わいのコーヒーだったと記憶しています。
「とっておきのコーヒーができたよ!」
今期になってレオポルド氏から連絡が入り、早速サンプルが送られてきました。品種は、パカマラ(Pacamara)種。⼤粒の見ためが特徴のマラゴジッペ(Maragogype)種と、ブルボン系でエルサルバドル原産のパカス(Pacas)種の交配種になります。
⾚く熟したチェリーだけを手摘みし、さらに不純物がないかハンドピックをし、熟度が均一になるように丹念に選別され集められます。日差しを浴びキラキラした真っ赤なコーヒーチェリーは、まさにルビーレッドの宝石のよう。
そうして丁寧に収穫・選別されたコーヒーチェリーを、そのまま太陽の下で乾燥させます。「ナチュラル(⾮⽔洗)式」と呼ばれる、そのコーヒーが作られるプロセスは、乾燥に時間がかかるため、⾮常に⼿間と労⼒を費やします。
また、菌が繁殖して腐敗してしまうなどのリスクがあり、細⼼の注意と徹底した品質管理が重要です。そうして、⼿間と時間をかけて「ナチュラル式で作られた」からこそ引き出される、素晴らしい⾵味特性が感じられます。
今回ご紹介する、エルトパシオ農園のコーヒーは、⾮常に奥⾏きのあるベリー感、カシスにも似た果実味を感じます。複雑なフレーバーをまといながら、⻑く余韻の残るコーヒーです。
雑味を感じさせないクリアな味わいは、味わいが均一になるように、熟したチェリーだけを選別し、丹念に処理された丁寧さがうかがえます。
⽣産者の⽅と今⽇までの繋がりがあるからこそ、出会うことができた素晴らしいコーヒーです。皆様にお届けできますことは幸運でもあり、レオポルド⽒に改めて感謝いたします。 「とっておきの」珈琲を、この機会にどうぞお楽しみください。
エルトパシオ農園 レオポルド氏からのコメント
コーヒー豆詳細情報
エリア:ソンソテナ県 フアユア
生産者:レオポルド・ミューホント
標 高:1550m
品 種:パカマラ
プロセス:ナチュラル
焙煎度:シティロースト
<商品名>
エルサルバドル
エルトパシオ農園 パカマラ ナチュラル
<価格>
珈琲豆100g 934円
(税込価格)
<発売日>
2023年4月7日(金)
<販売店舗>
・大和屋直営店
大和屋高崎本店 / 高崎吉井店
YAMATOYA COFFEE 32
・大和屋グループ各店
(※一部取り扱いのない店舗もございます)
・大和屋ネットショップ
https://shopyamatoya.com/
コーヒー鑑定士が選んだ珈琲
2020年発売の「No.40マンデリン」からスタートした「鑑定士が選んだ珈琲」シリーズ。ブラジルのサントス商工会議所公認のコーヒー鑑定士資格である「クラシフィカドール」を有する大和屋 代表取締役 平湯聡(ヒラユ サトシ) が、他では手に入らないような希少なコーヒーや、特殊な精選方法や品種など、今までに取り上げたことのない、珍しく価値の高いコーヒーをご紹介します。
本シリーズのコーヒーカードやパッケージに用いられているデザインは、コーヒー鑑定士 平湯聡がコーヒーのカップテストを行った上で味わいをイメージし、作成しています。
今回のデザインについて
農園名でもあるエルトパシオ(El Topacio)とは、現地公⽤語であるスペイン語で、宝⽯の「トパーズ」を意味しています。
光り輝くトパーズの明るさ、このコーヒーの特徴的な風味であるローズのような花に似たフレーバーを明るい暖色系の色で。カシス、ベリー感を青みがかった色彩で表現しました。また、絡み合うように多層的で複雑に感じられるコーヒーの味わいを陰影として、レイヤーになるようグラデーションで描きました。