コスタリカ カフェドラゴン販売開始!

2024年の干支・辰(たつ年)にちなんだ、新年に楽しみたい数量限定のコーヒーをご紹介します。コスタリカのドラゴン農園より入荷した特別なロット、その名も「カフェ・ドラゴン」です! クリアで心地のよい飲み口。アプリコットのような甘さを感じる、「辰年」にちなんだ縁起のよいコーヒーです。

コスタリカの数あるコーヒーエリアのうち、ドラゴン農園のあるタラス地区(TARRAZU)は特に標高が高いエリアで、場所によっては2,000mを超える農園も点在しています。山々に囲まれたこの地域は、標高が高く夜の冷え込みも厳しい環境です。昼夜の寒暖差が激しいために、コーヒーチェリーも実がしまり、コーヒーの味わいが凝縮します。こうした厳しい環境は品質の高さにつながります。タラス地区で栽培されるコーヒーははっきりとした酸味が特徴で、スペシャルティコーヒーの名産地とも言われています。

ドラゴン農園を訪問して

7月の中南米視察時に、珈琲鑑定士である平湯聡がドラゴン農園を訪問しました。

ドラゴン農園 農園主ルイス・モンへ氏と農園にて。

ドラゴン農園は、市街地から車で1時間ほどの、山の急な斜面を上がったところにあります。

農園までの道中

標高は1,800mを超え、まわりは霧が立ち込めています。昼間でしたが、肌寒く、半袖でいるのは寒いくらいです。
「ドラゴン」の由来ですが「農園から見える山のかたちがドラゴンに似ているから」だそうです。

由来となった農園から見える山の形

見方によっては、ドラゴンにも見えなくはないかも…?

コスタリカ中米の収穫期は主に1月から3月なので、訪問した7月の時点ではまだ熟しておらず、青々しいコーヒーチェリーが実っていました。

コーヒーの木は急な山の斜面沿いに植えられています。コーヒーチェリーを収穫するためには、腰にザルをつけてこの急な斜面に入っていき、真っ赤なチェリーだけを手摘みで丁寧に収穫していきますが、これは大変な作業になります。

コーヒーの木が植えられている、斜面

コスタリカでは、収穫したコーヒーチェリーは、その後に処理する施設(マイクロミル)を持っているのが主で、自分たちで管理しています。収穫後の処理によっても、コーヒーの品質・味わいは変わってくるので「どういったコーヒーを作っていくか」を自分たちの考えで決めることができます。そのためコスタリカでは、ほかの生産国とは差別化する意味で「ハニーコーヒー」というつくり方を確立し、コスタリカコーヒーのブランド向上の要因にもなりました。

ドラゴン農園でも、「ラ・リア・マイクロミル」を所有しており、自分たちで処理しています。

ラ・リア・マイクロミル

上から下への重力を利用して、機械の中を各工程順にコーヒー豆が通っていきます。

マイクロミルの中の様子

コーヒー豆を乾燥させる、パティオと呼ばれる乾燥場。ここで陽の光を利用して天日乾燥させます。

コーヒー豆を乾燥させる、パティオ

ドラゴン農園はルイスさんが農園主で、弟のオスカーさんと協力し、兄弟で農園を経営しています。
お母さまも一緒に農園を手伝っているそうで、モンへ家のほほえましい家族写真をパシャリ。

今回紹介する「カフェ・ドラゴン」の特別なロットは、標高の高いエリアで栽培されているカトゥーラという品種に限定して選り分け、「ホワイト・ハニー」という酸の特徴を活かしたつくり方をしたものになります。

口に含んだときに「スッと」感じる上品さや、クリアな印象が特徴的です。ぜひご賞味下さい!

商品情報

<商品名>
カフェ ドラゴン

<コーヒー豆詳細>

生産者:ルイス・アルベルト・モンへ・ウレニャ、オスカー・アドルフォ・モンへ・ウレニャ
標高:1650〜1700m
マイクロミル:ラ・リア
エリア:タラス地区
精選:ホワイトハニー製法
品 種:カトゥーラ種

2007年にマイクロミル(小さな生産処理場)を作り、品質向上に努めています。カップ・オブ・エクセレンスに何度も入賞しています。

<価格・発売日>
珈琲豆
2023年11月24日(金)数量限定発売
100g 648円(税込価格)
※ネットショップは200g〜

<販売店舗>
・大和屋直営店
 大和屋高崎本店 / 高崎吉井店
 YAMATOYA COFFEE 32
・大和屋グループ各店
 (※一部取り扱いのない店舗もございます)
・大和屋ネットショップ
 https://shopyamatoya.com/

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