SAKE珈琲

群馬の地酒とコラボレーションした、群馬ならではの珈琲

群馬の酒蔵とコラボした新しい珈琲「SAKE珈琲」をご紹介します。コーヒーの生豆を群馬の地酒に漬け込んでから焙煎した、日本酒の香味が感じられる、新たな味わいの珈琲です。

今回、群馬SAKETSUGU様にコーディネートを依頼し、永井酒造株式会社(以下:永井酒造)と浅間酒造株式会社(以下:浅間酒造)とコラボレーション。それぞれの酒蔵の銘柄を使った2種類のSAKE珈琲を「珈琲の日」「日本酒の日」である2023年10月1日(日)に同時販売します。

SAKE珈琲を作ったきっかけ

コーヒーは元々、ブラジル、コロンビアなど海外で作られ日本に輸入される農作物です。消費する側の日本においてはコーヒー生豆を焙煎し、一般の消費者の方には、「ブラジルコーヒー」「コロンビアコーヒー」という名称で販売されるのが通例になっています。

群馬県で創業した大和屋として、「群馬ならではの珈琲」「群馬でしかできない珈琲」をつくることはできないか。また、山々に囲まれ豊富な水資源、自然豊かな環境で作られる群馬県の美味しい地酒とコラボレーションできないかと考え、今回の開発に至りました。

開発にあたり

群馬SAKETSUGUにコーディネートを依頼し、群馬県の2酒蔵様にご協力をいただきました。

各酒蔵様に「コーヒーに合いそうな日本酒」を選定してもらい、次に大和屋がその日本酒に合うコーヒーを選定。ブラジル、コロンビア、キリマンジャロ、グアテマラなど、実際に日本酒に漬け込み、何度も試作を実施。浅煎り・深煎りと焙煎の調整を行い、両社ともに納得の味わいをつくりました。

浅間酒造「秘幻」×グアテマラ

群馬県吾妻郡長野原町に位置する浅間酒蔵の18年熟成「秘幻」に、フルーティーな酸味が特徴の「グアテマラ」を組み合わせました。熟成酒ならではの熟成香がコーヒーの酸味をやさしく包み込み、豊かな香りとコクが広がります。

左から:浅間酒造代表取締役 櫻井氏、大和屋開発担当 信澤

【浅間酒造代表取締役 櫻井氏にインタビュー】

ー今回の企画に参加しようと思ったきっかけを教えてください。

日本酒の新たな楽しみ方として面白い企画だなと思い参加しました。

ー今回、18年熟成「秘幻」を選定していただきました。選定の理由をお願いします。

18年熟成させたことによる熟成香や味わいが、漬け込むことでコーヒーにどのような効果が出るか、試したいと思ったからです。

ーSAKE珈琲を飲んでみて印象は?おすすめのシチュエーション等ありますか?

グアテマラの酸味が18年熟成「秘幻」の味わいを包み込んでくれて、他にはない味わいになりました。しっかりした味わいなので、スイッチを入れる場面で楽しんでいただくのはいかがでしょうか?

ー最後に、お客様へ一言

今回私自身、珈琲を日本酒に漬けこむことで、こんなにも味わいが変わるんだという事を経験しました。永井酒造さんの水芭蕉に漬け込んだ「SAKE珈琲」と、是非飲み比べてお楽しみください。

永井酒造「水芭蕉」×ブラジル

群馬県川場村に位置する永井酒造の代表銘柄「水芭蕉 アーティストシリーズ・スティル酒」に、やわらかく軽い口当たりの「ブラジル」を組み合わせました。水芭蕉アーティストシリーズ・スティル酒の特徴でもある、ルーティーな香りと上品な甘みが広がります。

左から:永井酒造代表取締役社長 永井氏、大和屋代表取締役 平湯

【永井酒造代表取締役 永井氏にインタビュー】

ー今回の企画に参加しようと思ったきっかけを教えてください。

大和屋さんはコーヒーを含めて、身近な存在でした。その中で今回、群馬の地酒を使った珈琲の開発という、地元を愛する姿勢に共感し、そして、私自身もコーヒーが好きなので、ぜひ協力したいという思いから今回の参加にいたりました。

ー今回「水芭蕉 アーティストシリーズ・スティル酒」を選定していただきました。選定の理由をお願いします。

私たちの代表銘柄「水芭蕉」「谷川岳」から、そして数ある水芭蕉の中から今回、水芭蕉 アーティストシリーズ・スティル酒を選びました。

水芭蕉 アーティストシリーズは、地元尾瀬の水芭蕉の環境保護活動に売上の一部が還元されるとともに、女性のエンパワーメントを応援するという発想をした、お酒です。また、ラベルは片岡鶴太郎さんに描いていただき、日本酒とアートが組み合わさったお酒です。

アートと日本酒のコラボ酒から、今度はコーヒーと日本酒のコラボ珈琲として。また、地元に還元されるということで、今回のコラボにピッタリと思い選定しました。

お酒の特徴としては非常にフルーティーで軽やかで甘みもある味わいで、初めてお酒を飲む方にもぴったりなお酒です。「SAKE珈琲・水芭蕉」は、このフルーティーさが、珈琲とのテイスティングの中でも表現できているかなと思います。

ーSAKE珈琲を飲んでみて印象は?おすすめのシチュエーション等ありますか?

最初に感じた香りの中に日本酒がいると感じ、初めて飲んだときは驚きました。完成した「SAKE珈琲・水芭蕉」はフルーテーで軽やかんな、すごく心地の良い味わいです。長くきれいな余韻があり、「水芭蕉 アーティストシリーズ・スティル酒」と似ていると感じました。

シチュエーションは、リラックスをしたい時や、目覚めのとき、晴れた日テラスでゆっくりと楽しんでいただくのがおすすめです。

ー最後に、お客様へ一言

日本酒×珈琲という、意外な組み合わせですが、日本酒と珈琲は共通するところも多くあります。
群馬県で創業する会社のコラボレーションということで、地元群馬の方を中心に、たくさんの方に是非楽しんでいただきたいと思います。

コーディネート
「群馬SAKETSUGU」

異業種コラボにあたり、群馬の地酒の魅力、素晴らしさを発信する「群馬SAKETSUGU」様に、今回コーディネートをしていただきました。

左から:大和屋代表取締役 平湯、浅間酒造代表取締役 櫻井氏、群馬SAKETSUGU代表 清水氏

【群馬SAKETSUGU 代表清水氏にインタビュー】

ー今回の企画を初めて聞いた時の印象はいかがでしたか?

珈琲の香りが、日本酒の香りより強いので、日本酒イベントでは珈琲は厳禁でした。日本酒と珈琲は、あまり交わることがないと思っていました。

ーSAKE珈琲を飲んでみて印象は?おすすめのシチュエーション等ありますか?

2種の開発に携わらせていただいて、お酒の違いが、ここまで珈琲としても出るのかとビックリしました。ノンアルコールですけど、一日の終わりとか休日とか、ちょっと癒されたい時に飲んでいただきたいですね。

ー最後に、お客様へ一言

日本酒×珈琲の今までなかったのコラボをお楽しみください。2種類の飲み比べも楽しいと思います。もし気に入ったら、日本酒の世界にも是非!

商品概要

<商品名>
SAKE珈琲 秘幻 ドリップパック
SAKE珈琲 水芭蕉 ドリップパック

<発売日・価格>
2023年10月1日(日)数量限定販売

<価格・内容量>
1枚 324円(税込)10g入り

<販売店舗>
・大和屋直営店
 大和屋高崎本店 / 高崎吉井店 / YAMATOYA COFFEE 32
・大和屋ネットショップ
 https://shopyamatoya.com/

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