グアテマラ エスペランサ農園 パカマラ10月31日(金)発売

鑑定士が選んだ珈琲
グアテマラ エスペランサ農園 パカマラ

【キーワードとなる味わいの印象】フローラル、オレンジピール、カラメル、クリーミー

完熟の柑橘類を思わせるさわやかさと、柔らかなやさしい甘さが感じられます。

コーヒー鑑定士 平湯聡

今回は、私が絶大なる信頼をおいている、プロフェッショナル部門である焙煎工場の長に、珈琲探求の旅に向かってもらいました。

巡ったのは、中米グアテマラ。

探求の旅の中で出会った、“グアテマラ エスペランサ農園 パカマラ”は、グアテマラ北西部・ウエウエテナンゴ地区の中でも、スペシャルティコーヒー産地として近年注目されている「オハ・ブランカ」から届いた特別なロットです。

ジャスミンのようなフローラルフレーバーと、オレンジピールのような柔らかな苦味と爽やかさが印象的な珈琲です。今の冬のイチオシの珈琲をご紹介させていただきます。

大和屋自社工場 工場長/高橋 靖彦

コーヒーの生豆の買い付け、焙煎、商品管理など工場全責任を担っている。コーヒーのカッピングにおける唯一の国際資格「Qグレーダー」所持し、コスタリカで開催されたCOEに参加するなど活躍。

高橋工場長が”グアテマラ エスペランサ農園 パカマラ”と出会った珈琲探求記、公開中です!

工場長のコーヒー探求記 vol.1
工場長のコーヒー探求記 vol.2

エスペランサ農園について

今回ご紹介する珈琲、エスペランサ農園は、グアテマラ北西部、メキシコ国境近くに位置するHuehuetenango(ウエウエテナンゴ)地区は、豊かな昼夜の寒暖差と乾いた山風に恵まれ、グアテマラ国内でも特に高品質なコーヒー産地として知られています。

その中でも近年、Cup of Excellenceの入賞農園を多数輩出しており、多い注目を集めている「オハ・ブランカ」エリアに、エスペランサ農園があります。この農園では、収穫したチェリーを少量ずつ丁寧に果肉を取り除き、豆の状態を見極めながらパーチメントに仕上げていきます。洗浄後、さらに24時間「ピラ・デ・レホモ」と呼ばれる浸水工程を加えることで、豆の水分バランスが整えられ、角の取れた、まろやかな味わいが生まれます。

小規模農園ながら多数のCup of Excellence入賞歴がある農園で、その功績は2009年5位、2011年2位、2012年7位入賞。イタリアのIlly Cafeのコンテストでも2002年優勝、2023年2位受賞と、世界的に高い評価を受けている農園です。

品種パカマラ種について

パカマラ種とはエルサルバドルで誕生した「パカス種」と「マラゴジッペ種」を人工交配により作られたコーヒー豆の品種です。パカマラの名前の由来は、親である「パカス種」と「マラゴジッペ種」の頭文字をとって「パカマラ」という名前が付けられました。

他のコーヒーの実に比べて、目を見張るほどの大きなサイズが特徴のコーヒー豆であり、スペシャリティコーヒーとして輸出されることも多い品種です。高品質かつ、現段階で希少価値が高く、より高品質なコーヒーを売りにしたい農園主から人気を集めています。

精製について

エスペランサ農園のコーヒーは「ウォッシュド製法」で精選されたパカマラ種の豆。完熟したチェリーを丁寧に果肉除去したあと、水に浸し発酵させ水洗処理を行う通常の工程に加え、さらにソーキング工程(再浸水)を行い、豆の水分量を均一に整えるという一手間がかけられています。

焙煎について

今回、中米を巡りカッピングをした数多くのサンプルの中で、一際目立っていました。

その時感じた完熟した柑橘のような甘みを再現できるように、焙煎の温度プロファイルを作成しました。

特に印象的だった甘みや爽やかさを、より目立たせるためにあえて普段より浅煎りに仕上げることにし、パカマラ種は通常より豆が柔らかく、火が入りやすいため、豆の投入温度を普段より低めに設定し、緩やかに水分を抜くことを重視しました。

生産者について

アウレリオ氏は品質の向上のため常に最新の技術を取り入れ、数々のコンテストでの優勝してきた輝かしい実績を誇る生産者です。


エリア:北西部ウエウエテナンゴ(オハ・ブランカ)
農園名:エスペランサ農園
生産者:アウレリオ・ヴィジャトロ
標高:1,524m
品種:パカマラ
プロセス:ウォッシュド

コーヒー豆詳細情報

<商品名>
グアテマラ エスペランサ農園 パカマラ

<価格>
珈琲豆 100g 995円(税込価格)ドリップパック 1枚205円

<発売日> 数量限定販売
珈琲豆:2025年10月31日(金)〜

ドリップパック:2025年11月7日(金)〜 ギフトセット:2025年11月14日(金)〜

<販売店舗>
・大和屋直営店
 大和屋高崎本店 / 高崎吉井店 / 前橋六供店
 YAMATOYA COFFEE 32
・大和屋グループ各店
 (※一部取り扱いのない店舗もございます)
・大和屋ネットショップ
 https://shopyamatoya.com/

コーヒー鑑定士が選んだ珈琲

大和屋 代表取締役 平湯聡(ヒラユ サトシ)
コーヒー認定士 認定証

2020年発売の「No.40マンデリン」からスタートした「鑑定士が選んだ珈琲」シリーズ。ブラジルのサントス商工会議所公認のコーヒー鑑定士資格である「クラシフィカドール」を有する大和屋 代表取締役 平湯聡(ヒラユ サトシ) が、他では手に入らないような希少なコーヒーや、特殊な精選方法や品種など、今までに取り上げたことのない、珍しく価値の高いコーヒーをご紹介します。
本シリーズのコーヒーカードやパッケージに用いられているデザインは、コーヒー鑑定士 平湯聡がコーヒーのカップテストを行った上で味わいをイメージし、作成しています。

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