夏に楽しみたい珈琲

夏に楽しみたい珈琲「風青し」と「ルワンダルビー」
2種類の珈琲が2025年5月23日(金)より発売します。

風青し

昨年も発売し好評いただいた「風青し」
今季はブラジル産のコーヒーでご用意しました!

ブラジルの中でもひときわ珍しく、ウォッシュドで精選されています。通常のブラジルと比較しても、すっきりと明るい印象が特徴です。

《風青し》は「初夏の青葉を吹き抜けてくる風が青く染まっているように感じられる」という俳句の夏の季語。そんな情景をイメージした夏のストレートコーヒーです。

山岳地帯に広がる農園

今回ご紹介するコーヒーが位置するカルモデミナス地区は、2000 年代初頭当時はごくありふれたコーヒーのみを生産していました。数えて四代目になる家族経営のコーヒー生産者であったLuiz Pauloは、ありふれたブラジルコーヒーを高品質で差別化されたコーヒーで知られるテロワールに変えるという難しいミッションに取り組みました。 

多大なる苦労の結果、彼らのコーヒーは世界的にも評価されるコーヒーとなり、またその努力は品質の探求、新たなるフレーバーの開発、そしてサステナビリティにより、今でも「ブラジルコーヒー」の枠にとらわれないコーヒーを産出しています。 


取り組み 

水洗処理設備

彼らはパティオ、乾燥機、ドライミルといった通常の設備に加え、ウェットミルも2ヶ所保有しています。このミルを用いて農家からチェリーで集荷を行うことで、安定した品質と数量のパルプドナチュラル、ウォッシュドコーヒーを生産することが可能となっています。 

 ウォッシュド製法のこだわり 

 カルモデミナス地区は、マンチケイラ山脈の山岳地帯にあり、他のブラジルコーヒー生産地と比較して霧も多い地域であることから、水洗式コーヒーの生産・乾燥に適したテロワールとなっています。一般的なブラジルのセミ・ウォッシュドとは異なり、コスタリカをはじめとする中米で一般的な水洗式工程を採用、外皮除去後12時間の発酵工程を経て粘液質を除去します。 

<コーヒー豆詳細>
エリア:ブラジル ミナスジェライス州 カルモデミナス地区
標 高:1,000〜1,500m
品 種:イエローブルボン、レッドブルボン、イエローカトゥアイ、ムンドノーボ
プロセス:ウォッシュド

▼大和屋珈琲ネットショップでもご購入いただけます。
風青し 200g〜

ルワンダルビー

珈琲鑑定士平湯聡が2024年6月にアフリカの「ルワンダ フイエマウンテン」を訪問した際に買い付けた逸品。
ドライベリーを思わせる風味と、ハチミツのような甘さが際立つ、豊かな味わい。夏でもホットで楽しめる、さわやかで明るい印象の珈琲です。

アフリカ中部のスペシャルティコーヒー産出国ルワンダ。
国土は小さく、四国の1.5倍ほどですが、人口は四国の4倍で、アフリカで2番目に人口密度が高くなっています。

フイエマウンテンは同国南部に位置し、伝統的に高品質なコーヒーを生み出しているウォッシングステーションです。

代表デービット氏は元NAEBの農事技師で、自分の農園を使い品種の研究やシェード農法、様々な加工工程への挑戦を続けています。

フイエマウンテンの多くは小規模農家により構成されているため、デービッド氏は7つのエリアに分けることでそれぞれ異なるフレーバーを持つコーヒー生産に取り組んでいます。

廃水は濾過後に貯水タンクに貯め再利用し、パルプは堆肥に使用するなど環境的循環にも取り組んでいます。

<コーヒー豆詳細>
エリア:ルワンダ フイエ マチアゾ
標 高:1,700〜2,000m
品 種:ブルボン
プロセス:ウォッシュド

▼大和屋珈琲ネットショップでもご購入いただけます。
ルワンダルビー 200g〜

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