大和屋珈琲前橋六供店×カルチャーブランドAy

大和屋珈琲前橋六供店の2階「Co_LABO(コ・ラボ)」
ここでは、さまざまなコラボレーションが生まれたり、ラボのように実験をしたり・・・コーヒーのように自由に活用でき、人々が集い、さまざまなことに出会い、時には繋がれる場所として設計されました。

今回は、4月12日(土)からPOP-UP STORE、4月19日(土)・20日(日)にワークショップにて“Co_LABO(コラボ)”する、カルチャーブランドAyさんのご紹介とともに、後日そのワークショップの様子をお伝えいたします!

カルチャーブランド「Ay」とは?

Ay(アイ)(HP:https://www.ay.style/)は「文化を織りなおす」をミッションに、紡がれた文化をほぐし、向き合い、新しい価値を添えて発信するカルチャーブランドです。

ミッションの『織りな「お」す』には「今あるものを活かしながら、新たな価値を添える」という想いが込められています。

これまで大切に紡がれてきた伝統工業品や伝統技術、文化を丁寧に見つめ、再考し、新しい価値を添えて市場へ流通させることで、1を100に育てていこう、というのが「Ay」さんのブランド理念です。

代表の村上采さんは伊勢崎市出身。カルチャーブランド「Ay」は現在、群馬の伝統工芸である「伊勢崎銘仙」着物を、現代の生活や衣服にアップサイクルアパレル商品や、銘仙の着物柄をデータ化し現代技術で復活させたオリジナルテキスタイルによる商品開発など自社製品展開の他、さまざまな企業との“コラボ”を通して、新しい価値を紡いでいく仕事を勢力的にされています。

1.着物を一つ一つ丁寧にほぐし、着物1着からスカート1着をつくる「銘仙ティアードスカート」
2.銘仙着物の柄を現代技術で復活させた「銘仙柄ハンカチ」
3.伊勢崎の焼きまんじゅう専門店 忠治茶屋様の贈答用箱に銘仙柄と柄のコンセプトを提供したコラボ商品

村上 采さんについて

村上 采(株式会社Ay 代表取締役)
1998年群馬県伊勢崎市出身。
銘仙など地元の文化を感じて育つ。15歳でアメリカへ留学、世界の文化と出会い、慶應義塾大学への進学を機にさらに多様な文化に触れるとともにそれぞれの社会が抱える課題を目の当たりにする。課題解決への一つの手段として、2019年、コンゴ民主共和国の現地の人とともに協働して服づくりを行うアパレルブランドとして「Ay」を立ち上げる。2020年6月、法人化し、地元伊勢崎市の文化である伊勢崎銘仙をアップサイクルした商品開発・販売を行い現在に至る。

そんな村上さんは、県内外での販売や講演に加え、外務省と群馬県が共催するレセプションへの出展や、東京都の女性ベンチャー支援プログラム(ニューヨーク)への選出など、国際的にも活躍の場を広げています。

また、地元メディアはもちろん、世界的経済誌『Forbes Japan』(日本版)にも掲載されるなど、多方面から注目を集めています。

一方で、地元への思いも大切にされており、地域のイベントや若者向けの講演会などにも積極的に関わるなど、温かな交流を大切にしながら活動を続けられています。

伊勢崎銘仙とは?

銘仙(めいせん)とは、明治後半から昭和にかけて日本全国に普及し一般女性のふだん着やおしゃれ着として愛された着物です。

銘仙の主な産地は北関東。桐生、足利、秩父、八王子、そして伊勢崎。
奈良時代から養蚕が開始されたと言われる群馬県の「伊勢崎銘仙」は中でも生産量が多く、当時の日本全国10人に1人の女性たちが着ていたと言われるほどでした。

伊勢崎銘仙の魅力は、「併用絣」によって成される独特な模様と発色の良さです。
併用絣とは、たて糸に色柄をつけるだけではなく、よこ糸にもつける(捺染)、手ばた機でたてとよこの糸を1本1本併せて織る技法です。
たて糸、よこ糸ともに柄があるため、柄を出すための高度な織り技術が必要でした。
しかし、かつて盛んに生産されていたという銘仙も、現在は着物文化の縮小や後継者不足などを背景に銘仙業界自体が落ち込んでいます。

(引用:Ayウェブサイト https://www.ay.style/

「伊勢崎銘仙でつくるカフェアイテム」
ワークショップレポート

Ay主催で、大和屋珈琲前橋六供店2階『Co_LABO(コラボ)』にて行われた「伊勢崎銘仙でつくるカフェアイテム」ワークショップの様子をレポートします!

イロトリドリの伊勢崎銘仙の生地
ワークショップ特典のCAFE MENU

イロトリドリの伊勢崎銘仙生地の中から好きな物を選んで、コースターやスリーブを作りました。

今回のワークショップは、特典で大和屋ドリンク付きでしたので、飲みながらゆったりワークショップに取り組めます。

型に合わせて、切り取ります

型に合わせて布を切り、テープで貼ると、かわいいコーヒースリーブとコースターの完成です!
貴重な伊勢崎銘仙生地を使った、1点物のアイテムで飲む珈琲は特別な味わいに感じました!

伊勢崎銘仙の魅力の一つである、たて糸とよこ糸の両方を先に染めてから織ることでできる微細なずれ。そのかすれやにじみのような風合いによって、温かみのある質感のアイテムに仕上がりました!また、伊勢崎銘仙ならではの、大胆でモダンな柄がコーヒーライフをステキに彩ってくれます。

お土産に銘仙が巻かれたドリップパックも参加者の方への特典となっています。

参加特典の伊勢崎銘仙のハギレを活用したドリップパック帯
参加者の声
以前からカルチャーブランド「Ay」のファンで今回参加しました。もともとワークショップに参加するのが好きなので、今回は家族でも気軽に参加できてとても楽しかったです。
こどもが小さいとお店でゆっくりコーヒーを飲む機会が持てずにいたのですが、やっぱりカフェっていいですね。大和屋珈琲前橋六供店には初めて来たのですが、心地よくて、ぜひまた来たいと思います!
カルチャーブランド「Ay」代表の村上采さん

ご参加いただいた皆さま、カルチャーブランド「Ay」代表の村上采さん、ステキな時間をありがとうございました!

Instagram:https://www.instagram.com/with__ay/
Web:https://www.ay.style/

大和屋珈琲前橋六供店の2階「Co_LABO(コラボ)」では今後もさまざまな“コラボ”を行っていきますので、ぜひご参加ください!

「Ay」×Co_LABO(コラボ)情報

❶【4月12日(土)〜】伊勢崎銘仙・Ay POP-UP STORE

大和屋珈琲前橋六供店1階にて、期間中Ayの 伊勢崎銘仙のスカーフやピアスなどのアイテムをご購入いただけます。伊勢崎銘仙帯の大和屋珈琲ドリップパックも販売。

群馬の着物に触れながら、心安らぐコーヒータイムをお楽しみください。

会期:2025年4月12日(土)〜4月20日(日)
時間:9時〜19時(最終日4月20日(日)18時まで)

❷【4月19日(土)・20日(日)】 Ay・ワークショップ

「伊勢崎銘仙でつくるカフェアイテム」

着物のハギレを使った「コースター&スリーブ」づくりのワークショップです。

台紙に両面テープなどを使って、15〜30分程度で完成します。
針は使用しないので、裁縫が苦手な方でも大丈夫◎

お子さまや初心者の方にもおすすめです、ぜひご友人やご家族とご一緒にご参加ください。

開催日: 2025年 4月 19 日(土)・20日(日)
時間:10:00 – / 13:00 – / 15:00 -(所要時間15〜30分程度)
定員:各回10名
場所: 大和屋珈琲 前橋六供店 2階「Co_LABO(コ・ラボ)」
参加費:3,000円
選べるワンドリンク/銘仙帯の大和屋珈琲ドリップパック付き
制作したコースター&スリーブは5つ程度お持ち帰りいただけます。

▶︎ご予約方法

ご参加のお申し込みは、Google formもしくはお電話、店頭にて受付中です。
お問い合わせ: 027-289-2340(大和屋珈琲 前橋六供店 9:00~19:00)

主催:Ay

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