夏に愉しむアイスコーヒーの世界
暑い季節に美味しいアイスコーヒー。今回は「急冷式のアイス珈琲の淹れ方」をご紹介します。淹れ方のコツをふまえ、自分好みのアイス珈琲を愉しんでいただければと思います♩
さらに、夏におすすめ!手軽にアイス珈琲が楽しめる大和屋の商品もご紹介します。
目次
1.アイス珈琲の美味しいハンドドリップの淹れ方
2.夏におすすめの大和屋アイス珈琲商品
・冷珈琲ドリップパック
・水出しアイス珈琲
・リキッドアイス珈琲
・大和屋オリジナル カフェオレベース
ハンドドリップで楽しむ、美味しいアイスコーヒーの淹れ方
今回はサーバーの中に氷を入れて抽出する、「急冷式」のコーヒーの淹れ方を紹介します。
通常より濃くコーヒーを抽出し、氷が溶けてちょうど良い濃さになります。
アイスコーヒーを淹れる際はお湯を細く、ゆっくりと注ぐのがポイントです!
今回使用するお豆と器具
・コーヒー豆(大和屋フルーツバスケット、中細挽) 20g
・お湯 240ml(少し多めに用意すると注ぎやすいです)
・氷 80g
・ケトル:HARIO V60ドリップケトル・ヴォーノ
・サーバー: Kalita 300サーバーN
・コーヒースケール:HARIO (ハリオ) V60ドリップスケール(※)
・ドリッパー:Kalita(カリタ) ウェーブドリッパー155
・フィルター:Kalita(カリタ) ウェーブ型フィルター
・スプーン(攪拌に使用)
※コーヒースケールは、重さと時間を同時に計ることのできる道具です。豆の量、お湯の量、抽出時間を計る役割を担います。
「お湯の量」「抽出時間」はコーヒーの味を決める上で大事な要素となるので、狙った味わいにするために使っていくと、コーヒーの楽しみ方が広がります。
レシピ 約カップ1〜2杯分(約180cc)
1投目:30gまで注ぐ
↓30秒の蒸らし時間
2投目:100gまで注ぐ
↓30秒の蒸らし時間
3投目:180gまで注ぐ(注ぎ終わり時間目安 1:30)
1.コーヒー豆を準備します
今回は「大和屋のフルーツバスケット」20gを「中細挽き」にして使いました。ホットコーヒーより少し細かめに挽くことで濃く抽出することができます。
2.ドリッパーにフィルターとコーヒーをセット
ドリッパーにフィルターをセットし、挽いた珈琲豆をフィルターに入れます。偏りが出ないよう手で優しくドリッパーを揺らし、表面を平らにします。
サーバーの中には氷(80g)を入れ準備は完了です。
3.お湯を注ぎ蒸らします
珈琲の粉の表面から3〜5cmくらいの高さを目安に、ドリッパーの中心に100円玉くらいの円を描くイメージで、細くゆっくりとスケールが30gになるまで注ぎます。タイマーをスタートし30秒程度蒸らします。
ここで蒸らすことにより、乾いた状態のコーヒーの粉の内部にお湯が入りこみ、コーヒー豆の持っている風味がパッと開きます。
4.2投目・3投目のお湯を注ぎ、蒸らします
中心に円を描きながらスケールが100gになるまで細くゆっくりと注ぎ、再び30秒程度蒸らします。
ここでしっかりと蒸らし時間をとることで、コーヒーのコクと苦味がしっかりと抽出されます。
同様に、中心に円を描きながら細くゆっくり、スケールが180gになるまでお湯を注ぎます。ここまで注ぎ終わり時間、1分30秒が目安です。
6.珈琲を攪拌します
お湯が全て落ちきったらドリッパーを外し、氷が完全に溶けるまで、スプーンで八の字を描くように混ぜます。抽出された珈琲を攪拌し、抽出された成分(濃度)を均一にします。
7.氷を入れたグラスに注ぐ
好みの量の氷を入れたグラスを用意し、アイス珈琲を注ぎます。
ハンドドリップで淹れたアイス珈琲ならではの、風味豊かで濃く深い味わいをお楽しみください。
さまざまな種類のコーヒー豆を試してみたり、挽き方やドリップする時の湯量などで好みの濃さを見つけながら、オリジナルのアイス珈琲のバリエーションを見つけてみてください。
今回使用した、コーヒー豆
画期的な製法で作られた、ブラジル産のユニークなコーヒーです。
収穫したコーヒーチェリーに酵母菌を加えて発酵させることで、他にはないフルーティーな味わいを実現しています。ホットコーヒーももちろんおすすめですが、アイスコーヒーにするとさらにフルーティーでさっぱりとした、軽やかな味わいが楽しめます。
また「アイスコーヒー豆の選び方」は以前のdeepressoにてご紹介していますので、ご参考にしてみてください。
夏にオススメの大和屋アイス珈琲商品
【夏季限定】お手軽に淹れたてを楽しむ
「冷珈琲」
ドリッパーや、サーバーなどの器具がなくても、氷を入れたグラスにドリップバッグを掛け、お湯を注ぐだけで楽しめる本格的なアイス珈琲です。特別にブレンドした珈琲にチコリーの根を焙煎し混ぜ合わせ、豊かなコクがより一層楽しめます。
【夏季限定】まろやかな味わい
「水出しアイス珈琲」
コーヒーバッグを水に入れ、常温で8時間程度おいて作る、水出しアイス珈琲です。低温でじっくり抽出する水出しコーヒーならではのまろな味わいが特徴です。
手軽に美味しい大和屋の味
「リキッドアイス珈琲」
自社工場で木炭焙煎した珈琲豆を北海道へ空輸し水にもこだわりネルドリップした本格アイスコーヒーは、大和屋の夏を代表する商品です。
「水」にもこだわり、名水100選に選ばれた北海道・羊蹄山の「名水きょうごく」を使用しています。
定番商品の「大和屋あいす」「特上あいす」の2種類に、夏季限定商品の「石挽キ珈琲」「もかあいす」を加えた全部で4種類をご用意しています。
・バランスの取れた大和屋定番のアイス珈琲「大和屋あいす」
・香り、苦味、コクを豊かに仕上げた味わい深い「特上あいす」
・昔懐かしい石臼でゆっくりと時間をかけ挽いた珈琲豆をアイスコーヒーにした「石挽キ珈琲」
・明るくさわやかな印象で後味にキレがある軽い口たりの「もかあいす」
それぞれ特徴ある味わいをお楽しみください。
子どもも大人も美味しく飲める
「大和屋カフェオレベース」
テーマは「うしの喫茶店」!
ブラジル産のコーヒー豆を100%使用。優しい甘みと豊かな珈琲の香りが広がり、キャラメルのような香りとコクを楽しめます濃縮タイプのカフェオレベースです。
保存料・着色料は不使用で、子どもから大人まで愛される味わいに仕上げました。
カフェオレベースを使った、アレンジレシピもご紹介しております。
大和屋では、四季折々に珈琲をお楽しみいただけるラインナップをご用意しております。ぜひ、さまざまなバリエーション、豆、淹れ方で、夏の珈琲時間をお楽しみください。