アウトドアで愉しむコーヒーのススメ

緑も次第に深まり、初夏に向けて屋外が気持ちの良い季節。

今回は、アウトドア好きの大和屋珈琲のスタッフ・金田さんに、ホットコーヒーとアイスコーヒーのアウトドアにオススメのコーヒーの器具、淹れ方を教えてもらいました。

目次
オススメの豆と淹れ方-ホット編(ドリップコーヒー)
オススメの豆と淹れ方-アイス編(水出しコーヒー)

 

アウトドアコーヒーの愉しみ

営業部のムードメーカーで焙煎士としての経験も持つ金田さんは、趣味の一つがアウトドアです。キャンピングカーで出かけ、子供や家族とすごしながら、夜や早朝に一息つく静かなコーヒー時間に癒やされているそうです。

大和屋珈琲 金田さんより

お気に入りのコーヒー豆と自然があれば、淹れ方などはこだわりすぎず、自分流で愉しむのがオススメです。

自然とコーヒーのハーモニー、季節やシーンに合わせて、自分好みの豆や淹れ方を愉しめるアウトドアコーヒーは最高です!

私がいろいろ試してみて「使い勝手が良い」コーヒー器具を今回ご紹介します。

 

オススメの豆と淹れ方-ホット編
ドリップコーヒーを愉しむ

どの季節にも愉しめるドリップコーヒー。
「美味しいお豆と自然があれば、好きな淹れ方でOKです!」と金田さん。
今回、金田さんが普段使っている「珈琲考具」のドリッパーとサーバーを使用します。

道具とコーヒー豆など(2~3杯分)

・ドリッパー
 珈琲考具 ワイヤー製ドリッパー(大)使用
・サーバー
 珈琲考具 割れにくいサーバー700ml使用
・コーヒーミル
 TIMEMORE 手動コーヒーミル使用
・スプーンやマドラー
・ケトル(ハンドドリップ用)
 月兎印スリムポット 0.7L
・やかんとバーナー


・珈琲豆  大和屋「やまのブレンド」(中細挽)50g
・お湯600CC

ワイヤー製のドリッパーは軽く、速乾性もアウトドア向き。
さまざまな形のペーパーフィルターがフィットするところも気に入っています!下のサーバーはプラスチック製が軽い&割れにくく、オススメです。

淹れ方

1)コーヒー豆を用意します
今回は大和屋の「やまのブレンド」を50g使用しました。オススメの挽き具合は「中細挽き」。
より、すっきりとした味わいをもとめる場合、中挽き→粗挽きと調整してみてください。

2)ドリッパーにフィルターと豆をセットします
やかんなどでお湯を沸かしたら、ハンドドリップ用のケトルに移します。一手間ですが、お湯の温度が少し下がることで、コーヒーを淹れるのに適した温度になり、より美味しく抽出できます!

サーバーをお湯で温めておくのも、ワンポイントです。

3)あとはゆっくりと珈琲豆が蒸れるのを感じながら、ハンドドリップ!
最初はコーヒー豆全体が湿る程度にお湯を注ぎ、30秒ほど蒸らします。
そのあとは2〜3回に分けて600ccになるまで3分程度かけてゆっくりと注いでいきます。
この時間が、豆と自然を感じる癒やし時間です!

4)落ち切ったらドリッパーを外し、均一な味わいにするためスプーンで攪拌します

完成です!

今回使用した、コーヒー豆

大和屋「やまのぶれんど」

まさに「山の中で、自然の中で飲んでもらいたいコーヒー」をコンセプトに作った、大和屋珈琲オリジナルブレンドです。生豆の状態でブレンドし木炭焙煎しています。
自然の中で愉しんでいただけるよう、淹れ始めは苦味とコクを感じやすく、時間がたつにつれ甘みが出始め、最終的にはすっきりとした味わい変化を楽しんでもらえるのが特徴です。ちなみに、やまのブレンドにちなんで、エメラルドマウンテンを配合しています。

 

オススメの豆と淹れ方-アイス編
「水出しコーヒー」で愉しむ

これからの暑くなる時には、アイスコーヒーもおすすめ。
本格的な水出しコーヒーを、1時間30分程度で手軽に作れる器具「スロードリップブリューワーハリオ雫」を使用しました。点滴式の器具なので、アウトドアシーンを彩ります。
コーヒー粉と水をセットするだけなので、日常遣いにもおすすめの器具です。

道具とコーヒー豆など(2~3杯分)

・スロードリップブリューワーハリオ雫
・コーヒーミル
 TIMEMORE 手動コーヒーミル使用
・スプーンやマドラー


・珈琲豆 大和屋「フレンチ」(中細挽)50g
・水700CC

淹れ方

1)コーヒー豆を用意します
今回は大和屋の「フレンチ」を50g使用しました。オススメの挽き具合は「中細挽き」。水出しコーヒーでは短めの1時間30分という抽出時間でも、しっかりとした味を出せ、メタルフィルターも通り抜けない粗さなのでオススメです。

2)ストレーナーにコーヒー粉をセット
上部を取り外し、ストレーナーと呼ばれるステンレスのカップ部分にコーヒーの粉50gを入れます。少し水を入れ、マドラー等でかき混ぜて、コーヒーの粉全体を湿らせます。

3)ゆっくりと水出しコーヒーの過程を楽しみます
上部のボールをセットし、お水700ccを入れ、ぽたぽたと垂れる「雫」を見ながら1時間〜1時間半ほど待てば完成です!

今回使用した、コーヒー豆

大和屋「フレンチ」

強い苦味とすっきりとした後味のある深煎りのブレンド「フレンチ」。熱を加えない「水出し」で抽出する事で、お湯での抽出よりも苦みが抑えられ、豆本来の甘みが感じられる仕上がりになります。

 

「んー!やっぱり外で飲むコーヒーはまた格別!」

金田さん、ありがとうございました。
ぜひ皆さんも、自然の中で愉しむアウトドアコーヒーをお試しください!!

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deepresso編集部が「より深くコーヒーの魅力についての情報発信」を行います。コーヒー業界のトレンドや、最新のトピックも取り入れながら、大和屋が今まで培ってきたコーヒーのノウハウを活かし、一歩踏み込んだ情報をコーヒー好きの皆様にお届けします。

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